苦手を自信に変える猫の心筋症~これさえ分かれば、ここまで分かる!~(全3回)
- 獣医師
猫の心臓病に苦手意識を持っていませんか?
麻酔をかけた後や、点滴後に心不全になってヒヤッとした経験は、一次診療の先生なら誰しも遭遇するものではないでしょうか。猫の心筋症は犬と異なり、診断も治療も不明確な部分が多く、わかりにくいと感じることが多いため、苦手意識を持つ病気だと思います。ですが、猫特有のポイントやコツをおさえるだけで、驚くほどわかりやすくなります。
▶猫の各心筋症の特徴は?
▶猫で外せないエコー検査の項目と解釈は?
▶苦しい猫が来た!それって心臓病?呼吸器疾患?
▶心筋症の治療はどうするの?β遮断薬やピモベンダンの使いどころは?
など、臨床でよく遭遇するシチュエーションを中心に、今回のセミナーでは、どこでもすぐに実践できる診断や治療の方法を解説します。明日からの猫の心筋症診療に自信をもって臨めるようになりましょう!
【カリキュラム】
<第1回>猫の心筋症の概要
・猫の心筋症の基礎知識とコンセンサスガイドライン
・各種心筋症の特徴と診断ポイント
・血液バイオマーカー
・レントゲン検査の特徴と評価ポイント
<第2回>心筋症の病態評価と心エコー検査
・心エコー検査でおさえておくべき項目と解釈
・SAMとその解釈
・肺静脈波形から学ぶ病態評価
・病態の分かれ道を理解する(心臓病と呼吸器疾患、肺水腫と胸水)
<第3回>心筋症の治療戦略
・急性心不全の治療戦略
・慢性期の治療戦略
・血栓塞栓症の治療戦略
・心筋症とCKDの治療戦略
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