エビデンスを交えたわかりやすい解説で

犬と猫のリンパ腫治療をブラッシュアップ！

リンパ腫は犬、猫ともに高率に発生する腫瘍であり、

典型的なリンパ節が腫大するものから臓器腫大のみがみられるものなど様々なタイプがあり、

浸潤する臓器に応じて臨床症状も多岐に渡ることから、我々獣医師を悩ませる疾患といえます。

リンパ腫の診断と治療はある程度確立されたものがありますが、いかに正しく診断を行い、適切な治療選択とフォローアップができるかが症例の予後を左右します。

そこで今回のセミナーでは、「リンパ腫を徹底攻略！」と題し、全３回に渡り、リンパ腫の診断から治療、再燃時の対応について、基本的な内容からちょっとだけ背伸びしたお話しまで、様々なエビデンスを織り交ぜて解説していきます。

リンパ腫の治療にはじめて取り組まれようとしている先生や、すでに積極的に治療をされている先生も基礎から応用までしっかりと学んでいただければと思います。

カリキュラム

＜第１回＞リンパ腫の診断「リンパ節細胞診の採材と解釈」

・まずは採材から！きれいな塗抹を作るには

・リンパ節腫大の鑑別診断

・様々なタイプのリンパ腫細胞診

・リンパ腫の予後因子

＜第２回＞リンパ腫の治療「まずは基本のCHOPから！」

・抗がん剤治療の基本概念

・CHOP療法を使いこなそう

・抗がん剤の副作用対策

・治療をはじめるうえで大切なIC

＜第３回＞リンパ腫のレスキュー療法「再燃時の適切な対応とは？」

・リンパ腫のモニタリング

・犬と猫のレスキュー療法あれこれ

・リンパ腫の緩和治療を考える