業界初！？参加者と一緒に作る双方型セミナー～救急医と学ぶシリーズ～＜Vol.2＞救急外科編

「参加者と一緒に作る双方型セミナー」というタイトルな理由（ワケ）↓↓

このセミナーシリーズは「参加者の皆さんと一緒に作っていく」を目標とした、新しい形の救急セミナーです。

まず、Vol.１とVol.２では2025年春に行った「３週連続救急セミナー」後に実施したアンケート結果をもとに「呼吸器疾患」と「救急外科」をテーマにお届けします。そして、Vol.3以降のテーマや構成も皆さんから寄せられたご意見を可能な限り反映しながら決定していきます！「今、現場で何に困っているか？」「どこをもっと深掘りしたいか？」そのリアルなニーズを、毎日救急医療と向き合っている私たち（演者陣）が的確にキャッチし、現場で“本当に使える”知識と技術としてお届けするから「参加者と一緒に作るセミナー」なんです。

正直、演者としても「次はどんなテーマが？」とワクワクしつつ、ちょっぴりドキドキしますが、それもこのセミナーの醍醐味です！さらに、皆さんからのご要望次第では、セミナー形式を飛び越えて、ディスカッション方式やクイズ大会形式など、柔軟で臨場感のあるスタイルも面白いかもしれません！救急診療をもっと楽しく、もっと確実なものにするために。ここから一緒に一歩を踏み出しましょう！

ちょっとお待ちください！本当にそんなに急いで大丈夫ですか？

もちろん、救急外科ではスピードは大切です。けれど、術前の状態安定化やしっかりした麻酔管理、基本的な知識とピットフォールを知らないまま手術に突入すると、「オペは成功したけど術後に回復しなかった…」なんていう悲しい結果になりかねません。

スムーズに救命するためには、“ただ急ぐ”のではなく、しっかり準備をしてから臨むことが何より重要なんです。準備とは、我々獣医師が持つべき基本的な救急外科に関する知識に加えて、これから手術を受ける動物側の準備もとても大切です。そして時には無理に攻め過ぎず、「１回のオペで終わらせることが正義」という考えを捨てる勇気が必要になる場面もあります。

このセミナーでは、救急外科に挑む上で欠かせないポイントを３つのステップに分けてお話ししていきます！

外科が好きな先生には「救急外科、そうやったら救命率上がるんだ！」と納得いただけるような、外科に苦手意識がある先生には「救急外科、ちょっと挑戦してみようかな」と思っていただけるように。そんなセミナーを我々も目指しますので、一緒にカッコよく救える獣医師を目指しませんか？

第1回：総論｜救急外科に挑むために！ 絶対に欠かせない状態安定化と麻酔管理のコツ

講師：喜多川 麻美 先生

・急がば回れ、救急外科症例でも大事な安定化処置

・救急外科症例における輸液と麻酔管理

・実際の症例を一緒に診てみよう！

第2回：ベーシック｜救急で遭遇しやすい外科疾患の基本をおさえる！ 標準アプローチと抑えておきたいピットフォール

講師：小林 良 先生

・消化器外をマスターする（胃切開・小腸切開・小腸吻合）

・子宮蓄膿症をマスターする

・胃拡張胃捻転症候群をマスターする

・失敗から学ぶ抑えておきたいピットフォール

第3回：アドバンス｜外科適応だけど状態が悪すぎる… それでも絶対諦めない！救急外科疾患への究極アプローチ

講師：手塚 光 先生

・100点を狙うから失敗する！救急外科の目的を明確にしよう

・止血できません！じゃない、止めるんだよ！

・胆嚢破裂の救命率を上げる。手塚の経験からみる胆嚢外科