こんなにスゴイの！？世界観が変わるリハビリ学

「リハビリ」に対するあなたのイメージは？

日本小動物医療センター獣医師の森田です。いきなりですがみなさん、「リハビリ」ってどんなイメージですか？なんでこんなことを伺うのかというと、実は僕、自分自身がリハビリにお世話になる機会が非常に多いんです（笑）。その実体験からリハビリのイメージが大きく変わりました。その中で最も衝撃を受けたのが「理学療法士」の存在です。理学療法士の方って身体のこと、筋肉や関節のこと、歩くことや走ることの動作の知識などが半端じゃありません。これって動物に「外挿」できるのかな？と以前から考えていた時に出会ったのが、今回の講師の吉川さん。吉川さんは理学療法士の経験があるだけでなく、獣医学博士、愛玩動物看護師というすごすぎる経歴の持ち主で、僕と同じ施設のリハビリを担当しています。

一緒にリハビリの世界を覗いてみませんか？

吉川さんとリハビリの話をすると、「そんなことわかるの？」「まじで！？それ知らなかった…」っていう新発見がたくさんあります。そして、吉川さんがリハビリを行なった子たちはなんと…この続きはセミナー内でご紹介します。おそらくですが、みなさんが持っているリハビリの世界観、変わりますよ。当日は僕もモデレーターとして参加させていただきます。動物看護師さんはもちろん、獣医師さんにもめちゃくちゃおすすめ。一緒にリハビリの世界を覗いてみましょう！

1.リハビリのBefore/After~ポテンシャルのスイッチ!?~

　1)脊髄の病気により後肢が重度に麻痺した症例

　2)交通事故により骨盤を骨折した症例

　3)脳の病気によりクルクル旋回してしまう症例

　4)悪性腫瘍により左前肢を断脚した症例

　5)不全麻痺により後肢が内側に入る症例

2.リハビリの実践~こう見ればよかったのか!?~

　1)症例紹介(不全麻痺により後肢が内側に入る症例)

　2)歩様観察のポイント

　3)今回活用する3つの知識

　4)知識を使ってなぜ足が内側に入るか紐解いてみよう

　5)プログラムの実践

3.リハビリの可能性~知識が深まるほど広がる世界!?~

　1)改めて考えるとリハビリってなんだろう

　2)リハビリの具体的流れ

　3)予防から看取りまで!?リハビリの可能性

4.まとめ